PJ 閉鎖

ところで PJ といえば,この話題に触れないわけにはいきません.
http://www.puzzle.jp/puzzle_japan_will_be_closed_on_the_end_of_july_2006-j.html
私がこの話をはじめて知ったのは,mixi においてでした.それは,PJ のコミュニティがないためニコリストコミュに立てられた,昔の PJ 新パズルに関するトピックに書かれていました.私は初め,この人たちはなぜトピックを荒らしているのかと考えました.しかし PJ のサイトを訪れた私は,彼らの書き込みが真実であることを知りました.
あまりのことに呆然としました.既にそのことを取り上げていたニコリストの日記にコメントを入れました.このエントリには,PJ を愛する多くの人のレスがつきました.
閉鎖の発表から 2 日を経た今,PJ の掲示板にも多くの書き込みがあります.皆が PJ との別れを惜しみ,「会費が高くなってもいいですから」 「会員が足りないのでしたら宣伝しますから」 といった意見を表明しています.これを見て,とても暖かい気持ちになりました.PJ は,こんなにも多くの人にこれほどまでに愛されていたのだ,と.
思えば,私ははじめ PJ にモニターとして参加していたのでした.アプレットの使用法を勘違いしていただけの不具合報告なんかも送ったものでしたが,PJ スタッフの方々は暖かく対応してくださったのでした.しばらくして,モニター制度の中止を知らされましたが,当然のように会費を払って PJ に残ることにしたのです.早解きチャレンジを制覇したり,一日に出題される 3 問をすべて一番に解いたりして,楽しんでいました.
そして,オフ会が開催されました.それまでニコリの放談会等にも参加したことのなかった私は,ここで多くの作家さんや優秀な解き手の方々と初めて出会ったのでした.このとき 「放談会にもぜひ」 と言われ,放談会に行くようになりました.
新パズルも増え,第 2 回オフ会も開催され,早解きにはあまり勝てなくなったけれど,それは会員が増えたということでもあり,PJ はとても充実していました.「次の新パズルにタイルペイントを!」 と主張し,問題を作ろうかとも思っていました.その矢先の,閉鎖宣言でした.
閉鎖理由については,さまざまな憶測が流れていますが,真相は PJ の人が語るつもりにならない限りわからないでしょう.そして,閉鎖が発表された以上,それを撤回させることは困難でしょう.しかしそれでも,閉鎖を撤回してほしい.あるいは,またこのような空間をどこかに作ってほしい.ともに PJ を楽しんだ人たちと,またそこで出会いたい.そういった欲望を持っているのは,事実です.
さようなら,パズルジャパン.大好きでした.あと 4 ヶ月,精一杯楽しみたいと思います.まだ過去問が 360 問も残っているし.