電話取れない orz

取れなくはないのだが大変苦痛だ.しかし自前でどうにかせねばなるまい.少し考えてみよう.
成句に 「敵を知り,己を知れば百戦危うからず」 という.しかしこの場合,敵はたいてい知らない人なので除外しよう.「電話応対一般を学習する」 というアプローチもあろうが,そもそも求められているのはそんなに難しい応対ではないし,新人研修でもやったのだから座学レベルのものが役に立たないのは明らかである.
したがって,己を知ることにより対処するということになる.己の特質として,こういう場合に利用価値が高いのはなんといっても 「負けず嫌い」 である.すなわち,「電話を取れたら勝ち」 というルールにするのである.勝つと何かいいことがあるのかわからないがとにかく勝ちである.ついでにスタンプカードでも作って,電話 1 本ごとに二重丸のはんこでも押していけば子供大喜びであろう.
スタンプカードは (もういい大人なので) ともかくとしても,この方法には他にも問題がある.目標が設定しづらいのである.「電話何本」 といったって,電話がかかってくるのは相手の都合なのだから頻度が予測できない (むしろかかってこない方が平穏で幸せだが).
よって,ここはやはり相対評価式を採用するべきだろう.すなわち,「電話を取れたら勝ち,取られたら負け」 として白星黒星を記録すればよいと考えられる.この方がより闘争心を煽るスタイルともなるであろう.
以上の案が現時点で思いつく最も優れた案であるので,とりあえずこれを採用予定であるが,実は既に明らかな欠点が判明している.自席にいないと電話が取れないばかりか,「負け」 の回数もわからないので,不戦敗ではなくただの不戦状態になってしまう.これを解決する方策,および上記とはまったく異なるアイディアをお持ちの方はご一報くだされば幸いである.
P.S. なお,論文を高速に読解する方法も募集しております.